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どうにも不毛ちたい

どうも豊子にドップリ浸かる週末ですわ、この頃。
[不毛地帯]全10巻の15時間のDVDを2週続けて借りまくり、その組織の在り方、首領の生き様を問う、重厚で深遠なストーリーに魅入られました。シベリア抑留の過酷な強制労働の回想録から、商社マンとして戦闘機・車・石油を題材に常に諸外国、対抗商社、社内勢力と鎬を削り、烈しく縺れる進展は文句なしの出来栄え。また変に泣かせようとする演出も無く、それでいて実に感動的なシーンも多く、山崎豊子の真骨頂を感じられるドラマでした。ただ表題の毛筆体や使古された前振りは妙な意図的な物を感じる、これが視聴率に影響したか?