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しんどぉ

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新堂冬樹の白と黒を巧みに合し上手く抽出したのが[銀行籠城]、傑作でした。銀行に立て籠もった主人公の歪んだ母子愛を悪と正義の硲で燻りだし、それを取巻く警官の生き様に描き出された俗な正義感と恥辱ぶり、コントラストの際立った進展に寝るに寝れず4時間で読破。このところ下らん小説を読み過ぎたので、逆に頗る感激を受けた1冊でしたね。次、清張松本のゼロの焦点、いってみんと。

しかしこう見るとダンカンやなぁ。