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心に龍をちりばめて

GW中のちょこっと空いた時間で読み終えました。安心感を持って読める白石先生作家はすらすらと。
美貌の女とヤクザな男とエリート男の絡んだ内容。
読み進むにつれて紐解かれる各々の過去と実情がドラステッックな描かれ方で、読み手を引込むには十分納得できる、女性作家には描ききれない[ 女とは? ]への回答が主軸にあり、嫉妬と打算と愛憎を如実に描き切った作品。
珍しく抑揚のある展開に満足して読めました。