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立派な人とそうでない人

昨日より度々繰り返して放送される光市母子殺害事件の遺族、本村洋氏の会見は立派だなと。
高ぶる感情を抑えつつ整然とした受け答えに淀みは無く、13年間の理不尽な裁判結果と自責の念に駆られる過酷な現実に解れそうな心の糸を必死に紡いで勝ち得た結果にも「犯罪が起きた時点でみんな敗者だ」と言い切った姿勢は平伏ものでした。

それに比べて震災瓦礫受入に反対する輩の面々には殊更呆れるなと。色々物議を醸し出すお題でありますが、持論として日本で起きた災害を日本人全体で受け止めるのは至極当然のように思えるなと。震災当時ACのCMで散々道徳や倫理を謳っていながら火の粉(放射能)が降掛りそうになると上辺だけの「絆」が具現化し、自分の足元しか見ない利己主義な主張に固執する方々には失望しますね。伊集院静が週刊現代で痛烈に批判したコラムに心底賛同しましたね。
ボランティアにも行っていない自己主張ですが・・・